ガソリン価格の推移
2000年1月から2022年2月までのガソリン価格の推移です。全国87都市のうち2都市を選択すると、選択2都市と全国平均のガソリン価格(及び平均価格と2都市の差)の推移が表示されます。 (一部、調査がない期間は線が途切れています)
全国平均値が一番高かったのは2008年8月で184円/lでした。リーマンショック直前でアメリカのサブプライムローン問題が問題になっていた時期で、リーマンショックで急落しています。その後2014年9月ごろまで原油価格の推移に伴い上昇していましたが、アメリカの原油輸出解禁で急落しています。
一覧してどの都市も凡そ同じバターンで推移していました。(全期間データのあった)67都市のうち2都市の全ての組合せの相関係数を算出すると全て0.93以上で極めて強い相関があり、ほとんど同じパターンだった事が分かります。殊に首都圏の東京都区部(特別区部)と横浜市は0.997とほぼ同じ推移でした。
グラフにマウスを乗せてください。詳細が表示されます。
都市別のガソリン価格
年月窓で年月を選択すると、その月の地図と都市別の価格グラフが描かれます。地図の●の色は黄色(価格が最も安い)~赤(価格が最も高い)のグラデーションです。●にマウスを乗せると都市名と価格が表示されます。ズーム・ドラッグすると見易いかも知れません。右のグラフは下にスクロール出来ます。ピンク色が全国平均です。
下に各年月で価格が安い・高い都市の1~3番目までを表示しいます。1番安い価格が226ヶ月中多く出現したのは千葉県浦安市でした(35回)、2番目は那覇市(30回)。1番高い価格の方では鹿児島市(130回)・長崎市(31回)・松本市(24回)・大分市(21回)・佐賀市(13回)の順でした。どうも九州はガソリン価格が高め?のようです。
ガソリンの消費量・燃費
自動車燃料消費量調査の数字をグラフにしてみました。LPG/CNG/軽油などは含みません。(ガソリンのみです)また、車種は軽自動車~バス・特殊車両などの全ての合計です。統計では『燃費』を「走行1㎞当たり燃料消費量ℓ/㎞)」で表示していますが、一般に使われる事の多い「ガソリン1リットル当り走行距離 (Km/ℓ)」に換算しています。
燃費はハイブリッド車が増えているからか、かなり上昇しています。2013年4月と2021年11月を比較すると2割近く向上しています。因みに燃費の単純回帰線(赤の直線)を引いてみました。決定係数は0.89(営業用は0.67)で当てはまりは良いようです。
1車1日当たりの走行距離はコロナが蔓延し始めるまでは自家用で横ばい、営業用ではやや下がり気味でしたが、その後は急落し、月単位のバラツキが大きくなっています。営業車の走行距離(合計)は、やはりコロナ前までは増加していましたが、消費量は燃費の向上のためか微増で留まっています。月の日数の関係か2月は消費量・走行距離距離ともに少ないように見えます。
- 自家用+営業用
- 自家用
- 営業用
石油備蓄
石油備蓄法は第一次オイルショック後1975年に『緊急時における石油の安定供給を図るうえで石油備蓄の抜本的増強を図る』ため制定されました。現在は国家備蓄は国内需要の約90日分以上、民間備蓄は70日分以上と定めています。2022年3月時点では236日分が備蓄されています。
資源エネルギー庁の『2019~2023年度石油・LPガス備蓄目標案 令和元年9月』はこちら
昨年から高騰しているガソリン価格。政府の補助金によりやや落ち着いているものの、ロシアのウクライナ侵攻によりさらに上がる可能性があるようにも思います。(個人的には補助金政策は長期間続くと市場に歪みが出来、好ましい事だとは思いません。その前に二重課税を撤廃すべきではと思うのですが)